所在地 東京都東村山市多摩湖町三丁目一六番地二八
沿革と由来
1.神明社
ご祭神:天照大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大御神(とようけのおおみかみ)
太陽を神格化した神であり皇室の祖神(皇祖神)とされているため、農耕儀礼と密接に結びつき広く信仰を集めた。
五穀豊穣・国家鎮護・開運福徳
石塔に明治四未(ひつじ)年(1871年)二月吉日とある
2.大六天
ご祭神:仏教の神第六天魔王、他化自在天(たけじじざいてん)が創建、明治の神仏分離令の際神世七代(かみよのななよ)の第六代面足尊(おもだるのみこと)・吾屋煌根尊(あやかしこねみこと)に変更した。
家内安全・五穀豊穣・商売繁盛
石塔に寛政九己(つちのと)年(1797年)一二月吉日とある
3.御嶽社(武州御嶽神社の御分霊)
ご祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこ) 、廣國押武金日命(ひろくにおしたけかねひのみこと)
武州御嶽神社は御師(おし)によって関東一円に信仰を広め御嶽講を組識した。毎年の代参や日照りの年参や日照りの年は雨乞いも行われた。
厄除開運・家内安全・商売繁盛・交通安全・安産守護
令和四壬寅(みづのえとら)年(2022年)二月吉日祠を新しく建立
4.水神
ご祭神:弥都波能売神(みづはのめのかみ)
豊作を祈願する田の神と集落を祈願する井戸や湧水池の神。
明治元年(1868年)神仏分離令に基づく明治四〇年(1907年)、神社合祀運動により北多摩群東村山村廻り田字宅部を東西に流れる宅部川(現北川)の北方八〇メートルとほぼ平行に走っている境の道(現多摩湖町三丁目・四丁目)沿いに点在していた「神明社」「大六天」「水神」を末社として氷川神社境内に遷座された。
* 祭日 本社の例大祭当日(九月九日の前の一番近い土・日曜日)
令和四年(2022年)六月吉日
氷川神社崇敬会